夜景撮影の設定を覚えて、綺麗な工場夜景を撮ってみよう!

夜景撮影のポイントはF値とISO感度の設定で決まる!
① F値の設定をしよう!

上の写真を見てください。
画像左側の光が星の様に写ってるのが分かります。
光の量によって、この様になる場合とならない場合がありますが、F値を大きくしていくと、この星の様な光が浮かび上がやすくります。
これはレンズの羽が絞られた時(F値の数値が大きい時)に、その羽の形状によって現れる光の筋です。
夜景を撮るときに、このような演出も出来るので、覚えておきましょう!
設定値としてはF10~F16位の間で設定すると、画質の劣化を抑えつつ、光の筋を表現できます
② ISO感度の設定をしよう!

夜景撮影だからISO感度を上げて撮る!は間違い!
夜景だからと言って、ISO感度をむやみに上げるのは、あまり良い選択ではありません。
上の写真はISO感度400。シャッタースピード5秒で撮影していますが、夜景撮影としての暗さは感じないと思います。
夜景撮影で見落としがちなのが、光(光源)の強さです。
建物に露出を合わせてISO感度を上げ過ぎると、光の部分が白飛びしてしまい、画質の劣化(ノイズ)にもつながります。
ISO感度は3000程度までに抑えて、それでも暗い場合はシャッタースピードを遅くして対応しましょう!
ブレのない綺麗な夜景撮影には三脚が必須!

夜景撮影は、状況によってシャッタスピードを遅くして撮る場面が結構出てきます。
シャッタスピードが遅くなれば、当然、ブレるリスクも上がってきますよね。
そういったリスクを回避するためにも、三脚は是非準備しましょう。
三脚を選ぶ際の3つのポイント!
三脚には価格、サイズ、調整機能の違いで、様々な種類の物があります。
上を見ればキリがないですが、是非、抑えておきたい3つのポイントを紹介します
① 自分の目線の高さまで脚が伸ばせるサイズ【これ重要】
三脚は、自分が直立した状態で、目線の高さにカメラがセットできることが重要です。
実際に撮影をすると分かるのですが、中腰状態でカメラの操作をするのは、非常にきついです。
夜景撮影などは、撮影しながら設定の微調整も必要になってくるため、このポイントにはこだわりましょう。
② 雲台の調整が上下左右回転と自由にセット出来る事
雲台とは、三脚に備え付けられているカメラを固定する為の台です。
写真撮影はアングルも非常に大切になってきます。
より細かく調整できる雲台の方が、自分のイメージに合ったアングルの写真撮影ができます。
③ カーボン製などの軽量でガタのないもの
予算の問題も出てきますが、最終的にはカーボン製などの軽量でガタのないものをおすすめします。
ただ、価格も3万~5万円程はしますので、本気で写真を撮っていこう!と決心した記念に購入とかでもいいかもしれませ。
夜景撮影のポイントまとめ
① 三脚をセットする
② カメラをセットする
③ F値を10~16の範囲でセットする
④ シャッタースピードを2~5秒でセットする
⑤ ISO感度で露出を調整する(目安3000以下)
⑥ リモートシャッター(レリーズ)がない場合は、タイマーを2秒にセット
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