カメラ初心者でも!超入門機でも!カッコいい写真が撮りたい!

この記事で使用するカメラは、僕が最初に手にしたCanon EOS M2です。
超コンパクト+超入門編のこのミラーレス一眼で、どこまで撮れるのか!
みなさんの夢と希望を乗せてチャレンジしてみたいと思います!
撮影方法の説明は、マニュアルモードを前提に解説しています。
シャッタースピードで世界が変わる!

渓谷を流れる水が絹の様に滑らかに表現されています。
これは人の目では絶対見れない光景なんです。
こういった写真が撮れると、撮影も楽しくなってきますよね。
花火撮影などにも応用できるので、是非、マスターしてください。
シャッタースピードは魔法のアイテム!

シャッタースピードは時間を操る魔法のアイテムです。
シャッタスピードを使いこなすことで、あなたの写真は劇的に変化します。
1/1000秒を切り取ったり、10秒の時間を1枚の写真の中に収めたりと、その使い方次第で普段、目にすることが出来ない風景を見せてくれます。
上の写真は1/1000秒という時間の流れを1枚の写真の中に収めた作品です。
みなさんもきっと、こういう写真を見たことはあると思います。
この記事を最後まで読めば、初心者でも、入門機でも、同じような写真が撮れますよ。
シャッタースピードの設定基準を覚えよう!

シャッタースピードは撮る対象物によって設定値の変更が必要になってきます。
スナップ写真などの静止している対象物の場合、1/80~1/100秒の設定で撮れば、まず、手振れ等はありません。
動きの激しいスポーツなどを撮影する場合は1/1000秒以上(目安)のシャッタスピードで撮ることで、一瞬を切り取った写真を撮ることが出来ます。
ここで注意しないといけないのは、シャッタスピードが速くなればなる程、写真が暗くなっていくという事です。
これは、シャッタスピードの変化によって取り込める光の量が変化する為です。
その場合は、ISO感度を調整して、適正な明るさになるように調整してあげましょう。
また、これとは逆に、シャッタスピードを遅くした場合は、必要以上に写真が明るくなり、状況によっては白飛び(画面全体が白っぽくなる事)が起こる場合もあります。
その時も同様に、ISO感度を調整して、適正な明るさにする必要があります。
シャッタースピードが速い→暗くなっていく(入ってくる光が少ない)
シャッタースピードが遅い→明るくなっていく(入って来る光が多い)
オートモードで撮影の場合は、カメラが自動で最適な露出に合わせてくれるので、考える必要はないのですが、上記の渓谷や花火などの撮影では、マニュアルモードでしっかり自分のイメージした写真に近づけていきましょう!
ここでは、「シャッタースピードによって明るさが変わるんだ!」と覚えてもらえばOKです。
シャッタースピード10秒の世界へ行ってみよう!

シャッタースピード10秒の世界。
簡単にいうと「10秒の時間が1枚の写真の中で表現されている」という事です。
撮影に必要なアイテムはコレ!

【三脚】必須アイテム
コレがないとブレブレの写真になります。
種類も価格も豊富にありますが、注意点としては、セットしたときに自分の目の高さにカメラをセットできるものが理想です。

【NDフィルター】必須アイテム
こちらは入って来る光の量を減らしてくれるフィルターです。
シャッタースピードを10秒まで遅くすると、ISO感度やF値の設定では対応しきれません。
ND8/ND16/ND32が一枚ずつあれば、大体対応できます。
いざ!10秒の世界へ!

写真を撮る際にアングルというのも非常に重要なんですが、それはまた別の記事にしようと思います。
①三脚をセットする
三脚はそれぞれの脚の長さが調整できるので、カメラをセットする雲台が被写体に対して水平になるように、脚の長さを調整してください。
②カメラを三脚にセットする
カメラを三脚にセットしたらファインダーまたは液晶画面を見ながら、水平になるよう、再度、三脚の微調整をしましょう。
③カメラのレンズにND32フィルターをセットする
これはカメラを三脚にセットする前に、事前に付けていてもOKです。
ND32を付けたのは、こちらのフィルターでおおよそ対応できるからです。
ここまで出来れば、第一段階クリアです。
カメラの撮影設定をしよう!
続いて、カメラ側の撮影設定をしていきます。
①マニュアル撮影モードにセットする
②ISO感度を100にセットする
②F値を8~11の間に設定をする
F値について知りたい方はこちらを参照してください
これは風景全体をクッキリ(ぼかさず)撮る為です。
慣れてきたらF値を小さくして撮ってみるのもいいですよ。
③シャッタースピード10秒にセットする
この段階で、ファインダーを覗いてみて、暗すぎないかor明るすぎないかを確認してください。
暗すぎる場合→ISO感度を微調整
明るすぎる場合→ND8を追加でセット→暗くなり過ぎた場合は、ISO感度で微調整
④タイマーを2秒にセットする
リモートシャッターがなくても、タイマーセットで対応できます。
⑤シャッターを半押ししてピントを合わせてから、シャッターを押し込む
実際に撮影した画像を確認しながら、微調整
なんとなく流れはつかめましたか?
事前に家でシュミレーションしてみると、現場で上手く撮れますよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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